6つのストーリーから始まって、最後は考察へ
中学受験を題材にした小説が面白いです。以前に「天現寺ウォーズ」を読みましてその著者である佐野倫子さんが書いた中学受験についてのお話です。ご自身も中学受験を経験され、お子様の受験もあり、いろいろな中学受験親子にお話しを聞いて執筆されてて、小説部分だけでなくその後の考察に続く構成もよかったです。
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- 1章:わが子の運命を分けた瞬間 ~6組の親子のストーリー~
- 2章:「中受沼」に落ちてしまった親のマインドチェンジ術
- 3章:10年先、そして人生を見据えた中学受験とは
ボリュームゾーンに届かない子のお話は少ない
十人十色で親×子供×塾×・・・いろいろな中学受験のストーリーはあると思います。中学受験小説いろいろでてますが、なんとなくどのストーリーも子が優秀といいますか、地頭がいいといいますか…。
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中学受験ウォーズは1章に6つの短編スト―リーがありまして、最後の6つ目のストーリーは諸事情で地元公立中を回避したい5年生から受験スタート(ボリュームゾーンに届かない初めての偏差値は38)の子のお話でした。
なんとなく中学受験のゴールが想像できる
塾の先生は長年たくさんの子の結果をみていることもあってその子をみればどこら辺の学校に行くかを想像できると聞きますが、そこまでではないとしても母もゴールが想像できてしまってます。日々、その想像を覆してほしいと願いつつも今はその兆しは見えず、とはいえまだどうなるかはわからないと思いたい、とフワフワいったりきたりです。
著者が本を書くにあたり強く願ったこと
中学受験生の保護者が少しでも余分な力を抜きつつ、正しい方向にエネルギーや時間を、お金を使うためのヒントとなる本を書きたい
中学受験ウォーズ ~君と私が選んだ未来~
とあるのですが、その想いをしっかりと受け取って紆余曲折を乗り越えたいと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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